白なめしの革
2011年 01月 22日
ずっと気になっている、白なめし
日本で昔から受け継がれていたなめしだそうですが、
今ではほとんど見られなくなり,貴重なものになっています。
色づけをして、アクセサリーやコラージュなどの革小物作ってみようかと
白なめし引用してみると。。
〜古代の技法を今に伝える、希少で存在感のある革〜
「姫路白なめし革」は、近代なめし法が普及する一千年以上も前から始められた技法を、
脈々と受け継がれてきた、世界に誇る革です。
その名の如く、白くて柔軟・強靭・かつ加工しやすく、
武具類の製作や絵付・染付けには欠くことのできない素材でした。
姫路の東部を流れる市川で、水温や水量などを監視しながら、
数日間牛皮を浸し、微生物の作用によって毛根をゆるめてから脱毛した後に厚さを調節し、
腐敗しないように、播州の天然塩と菜種油を加えて、乾燥(天日に晒す)と、
揉みを繰り返す事で、自然の白さを醸し、自然と対峙しながら、
合成・化学薬品を全く使わずに職人が受け継いだ技と手仕事で完成までに、
三ヶ月以上を要する古代の技法を今に伝える、希少で存在感のある革です